もののけみーつけた YOKAI FOLKLORE
九州の妖怪KYUSHU

九州地方に伝わる妖怪。県ごとにたずねられます。

熊本県2 鹿児島県2 宮崎県2
アマビエの浮世絵 熊本
九州 ・ 熊本県 肥後国(現・熊本県)海中 ※出現地は諸説 アマビエあまびえ 弘化三年(一八四六)、肥後の海に夜ごと光る異形が現れた。半人半魚の「アマビエ」と名乗り、六年の豊作と疫病を告げ、「わが姿を写して人々に見せよ」と言い残した。 予言獣(豊凶と疫病を告げる海の妖怪)弘化三年の瓦版(京都大学附属図書館「新聞文庫」蔵・PD)
磯女の浮世絵 熊本
九州 ・ 熊本県 天草 磯女いそおんな 熊本・天草など九州北西部の沿岸に伝わる、女の姿の海の妖怪。夜、停泊した舟の艫綱を伝って忍び込み、長い黒髪で眠る人の血を吸うという。 海の妖怪(渚の女怪・碇泊の戒め)浜田隆一『天草島民俗誌』(1932)/日文研 怪異・妖怪伝承DB
ケンムンの浮世絵 鹿児島
九州 ・ 鹿児島県 奄美大島 ケンムンけんむん 鹿児島・奄美のガジュマルの森に棲む妖怪。子どもほどの背で全身赤い毛、頭に皿をのせ相撲を好む。木を切れば祟り、木こりを助けもする境の番人。 木の妖怪(境界の番人)名越左源太『南島雑話』(奄美市立奄美博物館所蔵)/恵原義盛『奄美のケンモン』
ガモジンの浮世絵 宮崎
九州 ・ 宮崎県 宮崎・西都 ガモジンがもじん 宮崎で「泣き止まんとガモジンが来るぞ」と子を戒めるときに呼ばれた、姿のない化け物。ガモジンとは“おばけ”そのものを指す古いことばである。 怪異(おばけの声)柳田國男「妖怪古意(おばけの声)」(青空文庫)/宮崎県総合博物館研究紀要 第三五輯(小山博・2015)
ヤンボシの浮世絵 宮崎
九州 ・ 宮崎県 日向地方 ヤンボシやんぼし 宮崎・日向の夜の山道に、人のかたちの大きな影となって立つ妖怪。名は「山伏」に由来し、子を戒める里の語りのなかに生きてきた。 怪異(影・入道)日野巌「日向地方妖恠種目」/宮崎県総合博物館研究紀要 第三五輯(小山博・2015)
一反木綿の浮世絵 鹿児島
九州 ・ 鹿児島県 肝付町 一反木綿いったんもめん 鹿児島・大隅地方の夜道にあらわれる、一反ほどの白い布の妖怪。ひらひらと飛んできて、人の首や顔に巻きつくという。 怪異(布)大隅の伝承より