もののけ、みーつけた YOKAI FOLKLORE
深い夜の川辺に潜む河童の浮世絵 清姫の浮世絵百目鬼の浮世絵手長足長の浮世絵山童の浮世絵一本だたらの浮世絵

土地の記憶を、たずねる

この国には、
もののけがいた。
みーつけた。

妖怪は、こわがらせるためじゃない。川の深さや夜の暗さ——昔の人が、説明のつかないものを「かたち」にした、土地の語り。 出典をたどりながら、ひとつずつ訪ねていきます。

出典が、たどれる 異説は、併記する 現地に、行ける 茶化さない
地方からさがす BY REGION
北海道 東北10 関東 中部 近畿 中国 四国 九州10 沖縄

点が灯った地方から、いま訪ねられます。各地の妖怪が見つかるたび、地図に灯りが増えていきます。

あたらしく見つけた RECENT
清姫の浮世絵 和歌山
近畿 ・ 和歌山県 日高川町・道成寺 清姫きよひめ 僧を追って蛇身となり、道成寺の鐘に巻きついて炎を吐く清姫。紀伊・日高川の風景とともに、執念と法華経供養の物語が絵巻に語り継がれた。 鐘を焼く蛇身の女兵庫県立歴史博物館『道成寺縁起』/月岡芳年『新形三十六怪撰』
百目鬼の浮世絵 栃木
関東 ・ 栃木県 宇都宮・塙田 百目鬼どうめき 両手に百の目を光らせ、藤原秀郷の矢を受けた大鬼。四百年後に娘へ姿を変え、本願寺の教えで悪心を捨てた物語が宇都宮に伝わる。 百の目を光らせる鬼宇都宮市『宇都宮のヒーローと妖怪百目鬼のお話』/鳥山石燕『今昔画図続百鬼』
手長足長の浮世絵 福島
東北 ・ 福島県 会津・磐梯山 手長足長てながあしなが 猪苗代湖の水を片手ですくう手長と、磐梯山と明神ヶ岳をまたぐ足長。会津に棲んだ夫婦の怪物は、旅の僧に調伏され神になったと伝わる。 湖と山をまたぐ夫婦の怪物磐梯町『歴史的風致維持向上計画』/寺島良安『和漢三才図会』
山童の浮世絵 熊本
九州 ・ 熊本県 葦北・球磨 山童やまわろ・やまわらわ 秋の彼岸に川を離れて山へ入り、春には河童へ戻ると伝わる山の童。熊本南部の山あいでは、その名を直接呼ぶことさえ避けられた。 季節を渡る山の妖怪熊本の山童伝承/鳥山石燕『画図百鬼夜行』
読みもの SERIES & TALK
妖怪イベント EVENTS

この媒体が、たいせつにしていること

光のない夜があったから、人は橋の下や淵の底に「何かいる」と感じられた。 妖怪は、闇が生んだ想像力のかたち。それを、令和の手元まで運びます。