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中部の妖怪
CHUBU
中部地方に伝わる妖怪。県ごとにたずねられます。
山梨県
1
新潟県
1
長野県
1
山梨
中部 ・ 山梨県 甲斐国の山中(小泉八雲『怪談』「ろくろ首」の舞台)
ろくろ首(抜け首)
ろくろくび
夜、女の首がろくろのように伸びる。あるいは胴から抜けて闇を飛ぶ——首の伸びる者と飛ぶ「抜け首」、二系統がある。八雲『怪談』は甲斐の山中の抜け首の一夜を伝える。
怪異(人が化す・抜け首/飛頭蛮の系譜)
小泉八雲『怪談』「ろくろ首」(1904)/鳥山石燕『画図百鬼夜行』(PD)
新潟
中部 ・ 新潟県 越後(新潟県)
雪女(ゆきおんな)
ゆきおんな
吹雪の夜、山小屋に白ずくめの美しい女が現れ、眠る者に白い息を吹きかけて凍てつかせる。けれど若い者は見逃し、「誰にも言うな」と雪へ消える。八雲『怪談』の名篇。
雪の妖怪(静かな死)
小泉八雲『怪談』(1904)「雪女」/東北・北陸・信越の雪国伝承
長野
中部 ・ 長野県 長野市(戸隠・鬼無里)
鬼女紅葉(きじょもみじ)
きじょもみじ
信濃・戸隠の山中で宴を開く、都ぶりの美女。招かれた武者・平維茂が酔って眠り、目覚めると女は角を生やした鬼に変じていた。謡曲「紅葉狩」の物語。
変化(美女と鬼のあいだ)
謡曲「紅葉狩」(室町)/『北向山霊験記 戸隠山鬼女紅葉退治之伝』(1886)