栃木・日光。江戸の町を歩いているうちに、屋根の端や格子の奥、人混みの向こうに、いるはずのない影が見えてくる。〈妖怪ワンダーランド2026〉は、妖怪を並べて見せる催しではない。いつもの江戸の町に潜む妖怪を、自分の足で探す十六日間である。

見るのではなく、探す
芝居小屋も、花魁道中も、忍者の舞台もいつもどおり。その一方で、町のあちこちに妖怪が隠れている。今年は公式ツアーがないからこそ、決められた順路をなぞるのではなく、自分の視線で町の綻びを見つけることになる。
一度「いるかもしれない」と思うと、暖簾の揺れも、路地の薄暗さも、さっきまでと違って見える。展示室の外で妖怪を探すという仕掛けは、江戸の町そのものを、ありえたかもしれない怪異の舞台に変えていく。

最後の二日、隠れていた妖怪が町へ出る
十月三十一日と十一月一日は、いわば種明かしの二日間である。それまで町に潜んでいた二十体以上の「江戸妖怪」が集まり、妖怪道中と妖怪賭場が開かれる。普段は「探す側」だった人が、この日は妖怪の中に混ざっていく。
脅かして驚かせるホラーイベントではなく、子どもと一緒に探したい人にも、妖怪の造形をじっくり見たい人にも入口がある。会期中は特別メニューや土産物も予定されている。

妖怪になる人へ
会場には着替え用の場所が用意される。妖怪仮装で入場する場合は、公式の「変化の決まり」を事前に確認し、当日はチケット売場で承諾書を提出する。耳やお面をつける程度なら、承諾書は不要とのこと。見る側から一歩だけ、化かす側へ踏み出せる。
開催概要
名称: 妖怪ワンダーランド2026
会期: 2026年10月17日(土)〜11月1日(日)
時間: 9:00〜17:00
会場: 江戸ワンダーランド日光江戸村(栃木県日光市柄倉470-2)
入場: 通常の一般チケットで入場可
主な内容
・江戸の町に潜む妖怪探し
・妖怪特別メニュー、妖怪の土産物(詳細は公式発表待ち)
・着替え場所の用意、妖怪仮装
・10月31日・11月1日: 二十体以上の江戸妖怪、妖怪道中、妖怪賭場
情報は主催者の公式情報とご担当者からの回答に基づく(確認日: 2026-09-29)。会期・時間・内容等は変更される場合があります。おでかけ前に公式の最新情報をご確認ください。公式ビジュアルは妖怪ワンダーランドよりご提供いただいたものです(クレジット: 妖怪ワンダーランド)。アイキャッチは当サイト制作のイメージ画で、実際の催しの写真ではありません。
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